まつ毛の育毛剤「グラッシュビスタ」とは
グラッシュビスタは、まつ毛貧毛症(まつ毛が不足していたり、不十分であったりする状態)つまりは上まつ毛の長さ、豊かさ(太さ)、濃さを改善する医薬品(注1)です。 この薬は、改善する外用薬になります。
使用方法としては、簡単でメイクを落とし、コンタクトレンズを外した状態で1日1回(毎晩寝る前に1滴)上まつ毛の生え際へ塗布します。生まれつきまつ毛が短い・少ない・細いという場合だけでなく、メイクや刺激によるまつ毛へのダメージや、化学療法・薬の副作用などによるまつ毛の脱毛などにも効果が認められています。
この製品はルミガンという緑内障の点眼薬の成分であったビマトプロスト(Bimatoprost)に、まつ毛を伸長させる作用があることに着目して製品化されました。
効果は徐々に現れるので、とても自然にまつ毛を増やすことができます。
多くの方が約2ヵ月(注2)でまつ毛が長く、太く、濃くなっていく実感を得ています。
ビューラー、パーマ、エクステ等痛んでしまった方や、これまで専用の育毛剤で効果を実感できなかった方にもおすすめのまつ毛治療薬です。
注1・・・グラッシュビスタの使用には医師の診察が必要です。
薬局、ドラッグストアでは市販されていません。
2014年10月アラガン社より日本初のまつ毛貧毛症治療薬として、厚生労働省から認可を受けた「グラッシュビスタ」の取扱いを開始いたしました。
それ以前はグラッシュビスタと同成分であるルミガンをまつげ育毛に転用して好評をいただいておりました。
グラッシュビスタは市販のまつ毛育毛剤と異なり、医療用に開発された薬剤ですので、医師の診察のもと処方されます。
注2・・・グラッシュビスタを使用した方の多くが、グラッシュビスタ1セット(約1ヵ月)で効果を実感し始め、2ヵ月で満足のいく効果を実感しています。
臨床試験においてグラッシュビスタを16週間使用した方のうち、78%のまつ毛の太さ・長さともに充分な効果が確認されました。
副作用について
グラッシュビスタの安全性に関しては臨床検査で証明されていますが、メラニンの増加により黒目(虹彩)の色が濃くなることがあります。
投与を中止しても元にもどらないことがあります。
また、片目のみ使用している場合には、左右の黒目の色に差が出てくる場合もあります。塗布したときに液が、上まつ毛の生え際以外についた場合、メラニンの増加によりまぶたが黒ずんだりすることがあります。
ティッシュなど吸水性の素材ですぐにふき取るか、洗い流してください。この薬を使用している時に妊娠または妊娠した可能性のある人は使用を避けてください(動物実験で早産、流産や胎児死亡などが報告されています)。
まれに「かゆみ」「充血」「目の乾き」「まぶたの黒ずみ」「違和感」などが報告されています(全臨床モニターの3.8%)。
その他、ご不明な点は医師にご相談ください。